京上ル下ル(きょう あがる さがる)

京上ル下ル

このたびの大雨では、西日本を中心に大きな被害が出ました。京都でも経験のない事態に、不安な数日を過ごしました。被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

 

そんななか恐縮ではありますが、今回はちょっと楽しい出来事のご報告を。5月のこと、テレビの突撃取材を受け、その放送が約1か月後の6月半ばにありました。

 

あまりテレビを見ない私は、ただでさえ疎いうえに、j:comというケーブルテレビとのこと。よくわからないまま了承するや、たちまちカメラがまわり始め…。慣れないことゆえ緊張しましたが、リポーターのお二人はじめ、スタッフの方がうまく誘導してくださり、なんとか無事に撮影を終了することができました。

 

終わってから番組名を聞くと「京上ル下ル(きょう あがる さがる)」とか。聞き覚えのある名前だなぁと思ったら、知人のケーキ屋さん「リンデンバウム」さんが、以前に出演された番組でした。あいにくうちのテレビでは映らないのですが、ありがたくも「リンデンバウム」さんがCDに録画してくださり、後日、見ることができた次第です。

 

リポーターのお二人は「かどちゃん」ことミュージシャンの門松良佑さんと、「こころん」こと女優の浅見 心ちゃん。商品を試食していただきながらの楽しいトークは、絶妙の掛け合いで、私も思わず笑ってしまうほど。終始、和やかな撮影でした。

 

京都の街は言わずと知れた碁盤の目。南北の通り名と、東西の通り名をセットで言えば、おおよその場所がわかります。そこから北に行くなら「上ル(あがる)」。南に行くなら「下ル(さがる)」。東に行くなら「東入ル(ひがしいる)」。西に行くなら「西入ル(にしいる)」。これでピンポイントの位置が割り出せます。

 

京都の住所は、町名と共に、こうした通り名が併記されていることがよくあります。京都の住所は長いと言われる所以ですが、そのお蔭で超方向音痴の私でも、迷わず辿り着くことができる、ありがたい仕組みです。

 

「しののめ寺町」も、町名の「久遠院前町(くおんいんまえちょう)」の前に、「寺町通り夷川(えびすがわ)上ル」と明記しています。「寺町通り竹屋町下ル」の方が近いのですが、「下ル」より「上ル」の方が縁起がいいかと、開店時にこちらを採用した次第。夷川からだいぶ歩いたよ、と仰るお客様もあり、ちょっと申し訳ないところです。

 

そんな縦横に交差した京都の通りは、それぞれに味わいがあります。ふとした思いつきで通りを曲がった途端、違う世界に紛れ込んだような感覚を味わうことも。こんなところに、こんなお店が、なんて発見があったり。ただの民家がとても趣があったり。うちのお客様のなかにも、観光地には行かず、こうした街歩きを楽しみに京都に来られる方が、たくさんいらっしゃいます。

 

そんな京都の通りを上ル下ルしながら、お店や人との出会い、触れ合いを楽しむ街歩きの番組「京上ル下ル」。まさに京都らしいタイトル、企画だなぁと思います。

 

今回は「下御霊神社あたり」ということで、出演されたのは、もちろん私も知っているお店さんばかり。皆さん、飾らないお人柄がにじみ出ていて素敵です。道中では、番組ファンだという方が、リポーターのお二人に声を掛けてこられたり。以前に出演された方との偶然の出会いがあったり。突撃取材ならではのライブ感がいっぱいです。

 

そうしたワンカット、ワンカットを、丁寧に編集して仕上げられた番組。見終わった時には、なんだかほんわかとした気持ちになりました。地元だったせいでしょうか。いえいえ、それだけではないようです。

 

放送後にはさっそく「番組を見ました」というお客様がご来店くださるようになりました。皆さん「かどちゃんが…」「こころんが…」と、親しみを込めて話されるのが印象的。多くの視聴者に愛されている番組なんだということが、よく伝わってきます。そんな番組に出させていただけたこと、改めてうれしく思っているところです。

 

ゆっくりテレビを見る時間のない私。申し訳ないのですが、これからもj:comに加入することはないかと思います。が、厚かましくも、気持ちだけは「京上ル下ル・ファミリー」に加入させていただけたつもりでいます(笑)。

 

もしこの先どこかの通りで、偶然、撮影隊と遭遇することがあったなら、私も声を掛けていいかなぁ。なんて思ったりして。「あの時の『しののめ寺町』です!」と胸を張って答えられるよう、これからもがんばっていこうと思います。

ご興味のある方は、ぜひ一度「京上ル下ル」の番組をご覧ください。
https://c.myjcom.jp/jch/p/kyoagarusagaru/

 

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